肉離れ

秋田市の皆さまへ!こんなお悩みはありませんか?

肉離れ イメージ

  • 病院で肉離れと言われた
  • 筋肉を伸ばした時にズキッとした痛みがある
  • 運動中にブチッと音がして激痛が走った
  • 患部が青紫色になっている
  • 筋肉の一部が少しへこんでいる

肉離れ(にくばなれ)とは|秋田市 にこにこKARADA整骨院

捻挫・肉離れ・スポーツ外傷イメージ肉離れとは、スポーツや日常生活の中で急激に筋肉を収縮させたり、筋肉の正常な伸長範囲を越えて過剰に伸ばされることで、筋肉が耐え切れず筋膜・筋線維が損傷してしまう状態を言います。

筋膜や筋繊維が少し傷つく程度の軽度なものから、完全に断裂してしまうような重度のものまで損傷の程度は様々で、スポーツをしている方に多くみられます。ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)、大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)、下腿三頭筋(ふくらはぎにある筋肉)、アキレス腱など、主に下肢の筋肉で肉離れは起きます。
例えば、急なダッシュやジャンプ、走っているときに急停止するなどの動作で肉離れを引き起こしやすく、サッカーやハードル走では、内転筋(太ももの内側の筋肉)にもよくみられます。
また、稀ではありますが、上肢(腕)や腹筋、胸筋などでも起こることがあります。

大腿部の肉離れはスポーツ活動の多い若年層に多く見られるのが特徴で、ふくらはぎの肉離れは各年齢層にまんべんなく発生します。
肉離れが起きると、”ブチッ!”や”パン!”といった断裂音を感じることがありますが、肉離れが軽度であれば断裂音が無く、急に痛みが出現することもあります。
外見上では腫脹(腫れ)、陥凹(へこみ)、皮下出血(内出血)などがみられ、肉離れを起こした筋肉の周囲に青紫色がみられる事もあります。

肉離れの重症度|秋田市 にこにこKARADA整骨院

肉離れの重症度は、主に3段階に分けられます。

●第一度:微小の筋間損傷(筋肉の繊維に傷がついている状態)
筋肉を動かそうとすると違和感や不快感を感じる程度で、痛みではない事もあります。
スポーツへの復帰目安は約1~2週間です。

●第二度:筋肉の部分断裂 ※一般的に「肉離れ」と呼ばれる損傷の程度
筋肉を押した時に痛み、腫れ、熱感などがあり、軽度の筋力低下もみられます。
スポーツへの復帰目安は早ければ数週間の場合もありますが、約1〜3ヶ月程要することもあります。

●第三度:筋肉の完全断裂
筋肉や筋膜が深く断裂した状態であり、断裂部がへこんで見えます。
痛みも非常に強く歩行が困難であり、状態によっては手術を要することもあります。
スポーツへの復帰目安は3ヶ月~、6ヶ月以上かかるケースもあります。

肉離れは、スポーツをしている方に多く起こります。
肉離れが発生する大きな原因として、筋疲労、身体の柔軟性の低下、激しい運動前のウォーミングアップ不足などが挙げられます。筋肉が疲労して過緊張状態になり、そのような状態でオーバーワークをする事も肉離れが起こる大きな原因であり、冬など気温が低い時は特に発生リスクが高くなります。
その他に肉離れの根本的な原因として、筋力の左右差、骨格の歪み、食生活の乱れ等が挙げられます。
年齢が増えていく毎に筋肉の柔軟性は大きく低下していきますが、大人の方が「久しぶりに運動をしたら肉離れを起こした」というケースが多いのはこの柔軟性の低下が原因であることが多いです。

正しい処置「RICE」とは

肉離れは、負傷した時の初期対応(応急処置)・早期の施術が非常に重要です。
秋田市 にこにこ鍼灸整骨院にも、肉離れでお越しになられるお客様は多くいらっしゃいますが、来院までにどのくらい早期に適切な対応が行えたかで予後も変わってきます。
肉離れを起こした筋肉の状態は、時間の経過と共に腫れによって触り難くなってしまうため、24時間以内に肉離れの筋肉の状態を確認する必要があります。
受傷した直後の肉離れに対しては、下記の「RICE処置」を先ずは行うことが重要です。

RICEイメージ

※捻挫や肉離れを起こした際、応急処置時に必要な4つの処置の頭文字を取り「RICE処置」と呼んでいます。

●Rest(安静):スポーツ活動の停止。

ケガの直後は体内でケガの修復作業が始まります。運動を続けてしまうと肉離れの修復に遅れが生じてしまい、リハビリなども含めてスポーツ復帰に時間がかかってしまう為、ケガの直後は安静にすることが非常に大切です。

●Ice(冷却):痛みが出ている部分を冷やす。

更に血管を収縮し、炎症や腫れをコントロールします。アイシングには内出血の拡大を防ぐ効果があります。

●Compression(圧迫):肉離れの起きた部位に適度な圧迫を加える。

圧迫により、炎症や腫れをコントロールします。

●Elevation(挙上):心臓より高い位置に肉離れの部位を挙げる。

挙上により、炎症や腫れをコントロールできます。下腿の場合は難しいことが多いため、無理のない範囲で行います。

 

特に、Ice(冷却)が非常に重要です。
肉離れを起こしてしまった直後は歩行や運動を控え、直ちに氷などで冷やすことが大切です。内出血の拡大を防ぐ為には、1分でも早く冷やすことが効果的であり、受傷直後のアイシングが望ましいです。
しかし、冷やし過ぎても筋肉が固くなり血行を悪くしてしまい、回復が遅れてしまいます。長くても30分程度にしましょう。

また、移動するときは、肉離れを起こした方に体重をかけないようにすることが大切です。
移動するときは肩を貸してもらったり、おぶったりしてもらえると理想的です。
それが難しい場合は片足でのケンケンでも良いので、病院や整骨院に向かう時は、患側に体重をあまり乗せないように気をつけましょう。

 

肉離れとスポーツ復帰|秋田市 にこにこKARADA整骨院

スポ―ツ外傷 検査秋田市 にこにこKARADA整骨院では、まずは超音波画像装置(エコー)や整形学的検査法で肉離れの損傷程度や損傷範囲を確認してから施術に入って行きます。

肉離れの施術は、はじめに微弱電流や超音波施術機器を用いて筋組織細胞の修復を促します。損傷の程度によってはテープや包帯を使用し、損傷部位を1〜2週間程度固定します。
また、疼痛により歩行困難である場合などは松葉杖を使って患側への荷重を減らした状態で生活をしていただき、早期回復をはかります。
肉離れの損傷が軽度か重度かに関わらず、痛みが取れたら終わり!ではありません。実は、筋肉損傷が起きた部位は瘢痕組織(はんこんそしき)となり、再負傷が非常に起きやすくなってしまいます。
そのため、筋膜リリースストレッチなどで瘢痕組織を除去していきます。
その後、肉離れは筋肉を緩めれば痛みなどの不調は一時的な回復に期待ができますが、多くの場合はまた再発してしまうため、スポーツをされている方などは特に再発防止に向けたアプローチも重要になります。

秋田市 にこにこKARADA整骨院では患部の施術だけではなく、お客様の全身バランスの崩れ筋肉の左右差、身体の柔軟性の低下といった、怪我の根本原因が身体のどこにあるかを検査で調べていきます。
全身のバランスが崩れてしまっている方は、骨格が歪んで筋肉に過度な負荷が掛かっている可能性がありますので、骨格矯正を行う場合がございます。
肉離れを早く治したい・何度も同じ部位の肉離れを繰り返す・スポーツ復帰後は同じ怪我をしたくない・怪我をする前よりも良いパフォーマンスを発揮したいなど、肉離れに関するお悩みをお持ちの方は秋田市 にこにこKARADA整骨院までお気軽にご相談ください!

柳舘 晃太

執筆者:

柔道整復師/鍼灸師(治療家歴4年)

資格取得後、 秋田市・にこにこKARADA整骨院 茨島院の勤務を経て、秋田市・にこにこKARADA整骨院 東通院 院長に就任。
店舗外でもトレーナー活動に積極的に参加し、トップアスリートから学生まで数多くのケアを担当。ケガや痛みに対して適切な施術を行っています。

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