側弯症

秋田市の皆さまへ!こんなお悩みはありませんか?

背中の左右差 イメージ

  • 肩の高さが左右で違う
  • 背中の筋肉のハリに偏りがある
  • 腰や太ももなどに痛み・痺れがある
  • 背骨が曲がっていると人から指摘された
  • 身体の歪みが気になっている

側弯症(そくわんしょう)とは|秋田市 にこにこKARADA整骨院

側弯症 イメージ私たちの背骨(脊柱)は、首の骨(頚椎)・胸の骨(胸椎)・腰の骨(腰椎)・仙骨・尾骨から構成されています。脊柱を横から見ると頚椎と腰椎は前方に弯曲しており、胸椎は後方に弯曲しています。身体を正面から見たときに、脊柱が左右どちらかに曲がっている状態を側弯症といいます。

側弯症の種類と原因は大きく4つに分けられます。

1.特発性側弯症
側弯症の原因の中で最も多く、約8割を占めると言われています。原因は不明。
発症する時期によって名称が異なり、10歳未満に発症する早期発症側弯症(乳幼期側弯・学童期側弯)、10歳以降に発症する思春期側弯症に分類されます。
日本では思春期側弯が最も多く、女性に多くみられます。

2.先天性側弯症、先天性脊柱変形
生まれつきの背骨の成長異常であり、出生前の脊椎形成時期にすでに側弯が生じている場合が多いです。

3.神経筋原性側弯症
神経と筋肉に影響を与える病態が側弯症を併発するケースがあります。主な原因として腫瘍や脳性麻痺、筋ジストロフィー、脊髄損傷、筋肉や筋膜のアンバランス、筋力低下などが含まれます。

4.二次的に発生するもの
交通事故などによって脊柱へ大きな外力が加わったり、腫瘍や手術などの影響で側弯が生じるケースがあります。

側湾症の判断基準は?どんな影響があるのか?|秋田市 にこにこKARADA整骨院

脊柱の側弯を示す指標として『Cobb角(コブ角)』が用いられます。
上下で最も傾いている背骨どうしの角度がコブ角であり、この角度が急になると腰や背中に痛みなどの不調を引き起こすことがあります。
弯曲の角度が10°以上であるものが一般的に側弯症と呼ばれます。
骨が成長期かつコブ角が大きい程、弯曲が進行する可能性が高いと言われているため、身長の伸びる速度が最大の時に最も側弯が進みます。

初期段階では痛みなどの自覚がないことが多く、気付きにくいため注意が必要です。
変形が進むと背骨のバランスが崩れ、首や背中、腰などの背骨周囲の筋肉にも影響を及ぼすため、腰痛背中の痛みを引き起こします。
側弯のコブ角が大きくなり、重度の側弯症になってくると肺や心臓など臓器を圧迫し、呼吸困難やさらには心停止を引き起こす可能性があります。
弯曲した椎体は、背骨と背骨の間にある衝撃を吸収する役割がある「椎間板」と呼ばれる軟骨に大きく負担をかけ、痛みを増悪させるだけではなく、脚にしびれが出る場合もあります。
また、女性に好発するため、美容上の問題が出てくることもあります。
思春期側弯症は通常、背中の痛みはありませんが、大きな弯曲では不快感の原因となるかもしれません。
重度になると手術が必要なケースもあるため、早期発見・早期対処が重要です。

 

《側弯症による主な影響》

1.外見上の変化
腰の筋肉や骨の膨隆による突出・胸部の変形や肋骨の突出・肩の高さや骨盤、乳房の形などの左右非対称・体幹の側方偏位など、容姿に変化があらわれます。

2.心理的負担、ストレス
変形により身体だけではなく、大きな心理的ストレスを引き起こすことがあります。

3.腰や背中の痛み
側弯症では首や背中、腰部に痛み・コリなどが出現することがあります。

4.足のしびれなど神経の不調
先天性側弯や神経線維腫症などの局所で脊椎が鋭角に曲がるタイプの変形では、脊髄が障害さ
れ、脊髄麻痺を生じる可能性があります。

5.呼吸器の不調
重症化すると胸郭が変形し、肺活量の減少や息切れなど呼吸器に不調を感じるようになります。その他、変形が進行すると健康にさまざまな支障をきたすことがあります。

 

《早期発見のためのセルフチェック》

側弯症は発見が遅れれば遅れるほど重症化しやすく、また施術が難しいため早期発見がとても重要とされます。
お身体の左右差や歪みでご心配の方は次のセルフチェックをご自身で行なってみてください。

1.前屈(腰を前に倒す動作)によって、肋骨隆起・腰部隆起が有るか。
2.左右の脇線の曲線が非対称になっていないか。
3.左右の肩の高さが違っていないか。
4.左右の肩甲骨の高さ、位置が違っていないか。

当てはまる方は、1度早めに検査を受けられることをオススメします。

側弯症へのアプローチとは|秋田市 にこにこKARADA整骨院

秋田市 にこにこKARADA整骨院では、側弯症に対し、単に痛みが出ている部位の施術を行うだけではなく、身体の歪み・左右のバランスの崩れを正確に把握をするため、はじめにしっかりとカウンセリングや徒手検査を行います。
その後、不調の原因・お身体の状態・施術の計画などを分かりやすく丁寧にお話させていただきます。
側弯症は一般的に、軽度のもにに対しては運動療法による経過観察を行います。先天性のものや、進行が進んでしまったものに関しては外科的処置が必要になります。
もっと具体的に言いますと、弯曲の角度が20°以上・重度のものや進行がみられるものには装具療法で側弯を防ぎます。弯曲の角度が40°〜50°になると手術の判断基準となります。
側弯症は、手術をしても完治はほぼ不可能といわれております。
そのため、側弯症の施術で重要なのは側弯を悪化させないこと、他の不調を発症させないことです。
秋田市 にこにこKARADA整骨院では、コブ角が10℃未満のものだと、俗にいう「歪み」が生じている状態と判断し、骨格矯正を受けていただくことをオススメしております。
骨格矯正では全身の歪みを整え、首から足の先まで全身の筋肉・筋膜(筋肉の上を覆う膜組織)をほぐします。
手術まではいかない軽度の側弯症の方は根本的な原因への施術は出来ませんが、秋田市 にこにこKARADA整骨院の骨格矯正を受けてもらうことにより背骨のバランスが整い、周りの筋肉を緩めてあげることで関節にかかる負担を減らす事ができるので、自覚している痛みやしびれなどの不調が軽くなる可能性があります。
骨格の歪みが整った後は、EMS機器を使用して筋肉を鍛えるアプローチを行います。
側弯症では左右の筋肉のアンバランスや身体を支える筋肉(=インナーマッスル)の筋力低下がみられるため、筋肉を鍛えて脊柱への負担を減らすことが重要です。
歪みを整えることで全身の筋肉・筋膜の緊張が取り除かれ、痛みの根本にはたらきかけることに繋がります。バランスよく身体を使える事で、今まで一部の筋肉に過度に負担が掛かっていた状態から分散され、偏った負担や癖が減るケースもあります。
側弯症と言われた方や、身体の歪みで困っているという方は是非一度、秋田市 にこにこKARADA整骨院へご相談ください。

川原 僚太

執筆者:

柔道整復師/鍼灸師 (治療家歴6年)

資格取得後、大仙市・にこにこKARADA整骨院 大曲院の勤務を経て、秋田市・にこにこKARADA整骨院 茨島院 院長に就任。
様々なセミナーや勉強会に参加して得た技術や知識を元に、お身体の痛みや疲れ、歪み等の不調に対して適切な施術を行っています。

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