有痛性分裂膝蓋骨
- 膝のお皿周辺に痛みを感じる
- 運動や階段の上り下りで膝が痛くなる
- 膝の違和感・不安定感を感じる
- 休んでいても膝にズキズキした痛みが続く
- 病院で「有痛性分裂膝蓋骨」と診断された
有痛性分裂膝蓋骨とは?|秋田市 にこにこKARADA整骨院
有痛性分裂膝蓋骨とは、膝蓋骨(膝のお皿)の骨が分裂した状態で、その部分に痛みが生じる疾患です。
通常、膝蓋骨は1つの骨として形成されていますが、成長過程で骨が完全に融合せず、分裂したまま残る場合があります。この状態が痛みや炎症を引き起こした場合に「有痛性分裂膝蓋骨」と呼ばれます。
特にスポーツ活動が盛んな10代〜20代の若年層に多く見られ、運動中の膝への過負荷が原因で痛みが発症することが一般的です。
有痛性分裂膝蓋骨の原因と症状|秋田市 にこにこKARADA整骨院
有痛性分裂膝蓋骨の原因として、以下が挙げられます。
●成長過程の骨の未融合
膝蓋骨が形成される際に骨が完全に融合しないまま成長すると、分裂した状態が残ります。
●スポーツや過剰な運動負荷
ジャンプやランニングなど、膝に強い負荷がかかる運動を繰り返すことで、分裂部分にストレスがかかり痛みを引き起こします。
●外傷や衝撃
膝に強い衝撃が加わると、分裂部分が炎症を起こし痛みが生じることがあります。
●遺伝的要因
家族に同様の症状が見られる場合、遺伝的に影響を受けている可能性もあります。
有痛性分裂膝蓋骨の主な症状は以下の通りです。
〇膝蓋骨周辺の痛み
特に、運動中や膝を曲げ伸ばしした際に痛みを感じることが多くあります。
○膝の腫れや炎症
分裂部分が炎症を起こし、腫れや熱感を伴う場合があります。
○膝の動きの制限
痛みや腫れが原因で、膝の可動域が狭くなることがあります。
○膝の不安定感
分裂部分が影響し、膝に不安定感を感じることがあります。
○慢性的な痛み
休んでいても膝にズキズキとした慢性的な痛みが続く場合があります。
当院の施術|秋田市 にこにこKARADA整骨院
秋田市 にこにこKARADA整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨に対しカウンセリング・検査をしっかりと行わせていただいた上でお客様に合った施術をご提供いたします。
具体的には、以下のように段階的に施術を行なっていきます。
1. 炎症を抑える治療
初期段階では、膝蓋骨周辺に生じる炎症や痛みを軽減することが重要です。当院では超音波を用いて深部の組織に直接働きかけ、炎症の抑制を図ります。
超音波は微細な振動によって血流を促進し、炎症物質の排出を助けます。これにより、痛みの軽減と回復促進が期待できます。
また、非侵襲的で痛みがほとんどないため、安心して受けられる施術です。
2. マッサージ・ストレッチによる筋緊張の緩和
有痛性分裂膝蓋骨では、膝周辺の筋肉や靭帯が緊張しやすくなることがあります。この緊張が痛みを悪化させたり、回復を妨げる原因となるため、マッサージやストレッチで筋肉の柔軟性を高めます。大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋肉をほぐし、膝関節にかかる負担を軽減し膝関節の機能を上げていきます。
3. 足底圧測定
膝蓋骨にかかる負担は、足裏のバランスや体重のかかり方とも密接に関係しています。
当院では、最新の足底圧測定機器を用いて足裏の圧力分布を詳細に測定し、足型を分析します。
また、当院ではインソールも販売しております。足型分析の結果をもとに、膝への負担を軽減するためのインソールを入れていきます。インソールを靴に入れることで足裏のバランスを整え、膝関節への負荷を効果的に軽減します。
秋田市 にこにこKARADA整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨の施術において、単なる痛みの緩和だけでなく、再発を予防するための総合的なサポートを行っています。
有痛性分裂膝蓋骨でお困りの方はぜひ1度当院へご相談ください。
有痛性分裂膝蓋骨Q&A|秋田市 にこにこKARADA整骨院
Q.有痛性分裂膝蓋骨はどのような人に多いですか?
A.成長期の10代前半から20代前半の若者に多く、特にジャンプやランニングを多用するスポーツ(バスケットボール、サッカー、陸上など)をしている人に好発します。また、繰り返し膝に負担がかかる動作をする方もリスクが高くなります。
Q.有痛性分裂膝蓋骨と似た症状が出た場合、整骨院へ相談してもいいですか?
A.はい、ぜひ当院へいらしてください。カウンセリング、エコー・可動痛・圧痛等のさまざまな検査を行い、膝の状態を確認します。膝の骨や靭帯に影響が出ていると判断した場合、医療機関への受診をご案内いたします。判断に迷ったら、まずは1度お問い合わせください。
Q.有痛性分裂膝蓋骨は治りますか?
A.適切な治療や施術を受けることで、症状を改善することは可能です。軽度のケースでは安静やサポートを通じて自然に回復することもありますが、再発予防のためのリハビリや運動指導が重要です。また、重症の場合は手術が検討されることもあります。